2021/2/2
自分が今までに取り組んできた内容について、創作やデザインに関連する項目と学業に関連する項目に分けて簡単にまとめています。
昔から小説と音楽が人一倍好きでした。そして、それに関連する創作を自分も行なってきました。
小さい頃から歌うことが大好きで、毎日風呂場で熱唱をして怒られていました。 また、おもちゃのマイクを持ってアカペラを熱唱する姿をビデオカメラに納めた黒歴史なんかもあります。 高校時代からボカロをよく聞くようになり、大学に入ってからは自分でマイクとオーディオインターフェースを購入して、ボカロ曲のカバー動画(いわゆる「歌ってみた動画」)を投稿するようになりました。 初投稿した曲はこれです。
今だと恥ずかしくて聴けないクオリティですが、当時は録音からボーカルミックスまで苦戦しながらなんとか完成させた思い出があります。 今でも時間のあるときに投稿を続けていて、歌と編集のクオリティに関しては自分でも納得できるくらい上達したんじゃないかという自負があります。
また、幸運なことに大学で似た趣味・嗜好を持つ友人と出会えて、みんなで合唱企画を行ったこともあります。 パート分けをして、コーラスを考えて、レコーディングをして、動画を作成して、とみんなで一から作り上げました。
自分は企画の発案者として、作業工程の管理やレコーディング指南、ボーカルミックス、動画作成(一部)などを担当し、制作の総指揮をとりました。 みんなで何かを作り上げることの楽しさと大変さをこの時実感しました。 ボカロカバー動画については、一年ほど前にこのサイトを作成した際にまとめページを作成しているのでそちらも見ていただけると嬉しいです。
もう一つ、自分が好きな創作として小説があります。 歌もそうですが、始めるハードルが低くて誰にでも門戸が開かれている感じが、自由で素敵なジャンルだなと思います。 小学校の頃に授業で小説を書いたのが初めてちゃんと書いた文章だったと思います。当時、続きを書くのが楽しくて授業が終わった後も休み時間にひたすら続編を書いていた記憶があります。 結局原稿用紙50枚くらいの大作になったはずなのですが、残念ながらどこかのタイミングで紛失してしまったので、内容を確認することはできません。 大学に入ってからは少しひねりの入った短編・超短編が好きで、たまに書いています。
以下は「54字の物語」という字数制限小説が流行ったときに、面白そうだと思って書いた作品です。
また、改行をうまく使ってそれ自体が謎解きであるような文章を作れないかと工夫して作った文章なんかもあります。 https://ncode.syosetu.com/n1933bw/
2020年の初め頃に、自分という人間を表すようなサイトがあったら面白いと思い、個人サイトを作成しました(このサイトです)。 レスポンシブデザインやJavaScriptによる挙動など、細部にもこだわって作成しました。
また最近、自分の好きなヨルシカというアーティストの2次創作投稿サイトを趣味で作成しています。 画像は現在開発中のサンプルページです。
自分は、自分のもの他人のものに関わらず全ての創作活動に敬意を持っています。 Web制作については、そういった創作体験が向上するようなサービスのアイデアが思いついたときにそれがモチベーションとなって開発に取りかかることが多いです。
大学入学以降、様々なことに興味を持ち勉強してきました。そのうち、応用的な分野のものを2つ抜粋して載せます。 自分は、学問を学ぶとき、最終的な応用先に想像を膨らませてその実現を夢見て勉強することが多いです。 なお、専門外の方が読むのを想定して、式や具体的なコードはあえて省いています。
学部三年生の頃にハマっていたものです。詳しくはこの記事に書いてあります。 当時暗号通貨取引が流行っていて、自分もそれに乗じて儲けられないかと思いついたのが始まりで、かといって取引に時間を取られるのも嫌だったので全てを自動化しようと思い作成しました。 Pythonで自作したbotに、バックテストや過去の価格データを用いた機械学習によって得られたロジックを積んで1ヶ月ほど動かし、貯金を2倍ほどに増やしました。また、その後そのbotをnoteで販売し利益を得ました。 合計でMacBook Proが買えるくらいの利益が出ました(実際、今使っているパソコンはその時の利益で購入したものです)。
現在、修士で研究しているテーマです。 通常、空間音響といえば2つのスピーカを用いた心理的ステレオ音響再生システムが定番ですが、さらに多くのスピーカを用いることで任意の音場を空間にそのまま再現できるようになります。 この技術を「波面合成技術」とか「音場合成技術」と呼びます。(さらに詳しく知りたい方は「音場再現」「Wave Field Synthesis」「多点音圧制御法」などで検索をしてみてください) これによりどんな嬉しいことがあるかというと、自由に音空間を再現できるため「音のVR」なんてものが実現可能になります。 SONYが実際に開発している製品の紹介ページからお借りしてきた図を引用します。
引用元:https://www.sonypcl.jp/works/sonic-surf-vr/自分はこの音場合成技術をより少ないスピーカでどう実現するかについての研究を行なっています。 2021年2月現在までの研究成果を3月に行われる国内の学会で発表予定です。
以上、これまで自分が取り組んできた物事の簡単な紹介でした。 振り返ると、自分が「面白そうだ」と思ったことには惜しみなく情熱を注ぎ込んで、(ときには周囲を巻き込んで)取り組んできたという感じがします。 これを読んだ方に少しでも自分という人間について知ってもらえると幸いです。